2015/11/03 19:06

私がねこ用の手作りごはんを作り始めた理由は、今、飼っているねこに長生きしてほしい、と思う出来事があったからです。

それは、実家で飼っていたねこが10歳の若さで腎臓を病んで亡くなってしまったこと。

そもそもペットフードが手作りできるものだと知らず、買ってくるものだとばかり思い込んでいた私は、「添加物が気になるな…」と思いながらも、市販のペットフードの中でもより良いと思うものを選ぶようにしていました。
ところが、ある時ペットフードは手作りできるものだと知り、詳しく調べるようになりました。

うちのねこは9歳と1歳。心配なのは、やはりシニアねことなった9歳の方です。
このねこが食べてくれる手作り食を、見よう見まねで作るようになりました。

そうして手作りフードについて勉強していくうちに、「腎臓病用のキャットフードには、通常のペットフードの2倍の塩分が含まれている」ということを知りました。塩分をたくさん摂れば喉が乾くので、その分ねこがたくさん水分を摂るようになるから、とのことでした。
全てのフードがこのように作られているわけではないと思いますが、腎臓に負担の掛かる塩分を普段の倍も摂らせて水を無理矢理飲ませる、というのは、何か違うような気がしました。

そこで、私はねこができるだけ水分を自然に摂れるような手作り食を作るようになりました。
同時に、ねこにとって食事は大切な楽しみの1つでもあるので、できるだけ喜んで食べてくれるものを作ることを目標としました。

今もこの2つは揺らがずに作っています。