2015/11/12 08:24

お客様から「これは1回分の量ですか?」「どれくらいの量を食べさせると良いですか?」というご質問をいただくことがあるのですが、ねことわんちゃんとでは対処法が若干異なります。


共通して基本となるのは、「頭の鉢」のサイズから始めてみる、ということです。それぞれの個体の頭の鉢のサイズは、胃のサイズに近似しているとのことで、まず目安として始めるべきなのは「頭の鉢」くらいの量のフードです。

ここから試行錯誤して適正量を見つけていくわけですが、ねことわんちゃんとでは対処法が少し違います。

■ねこ
ねこは自分にとっての適正量を知っており、「足りなかったら催促する、足りていたら残す」という行動をすることが多いです。

■わんちゃん
ひたすら食べます。お腹がいっぱいになっても、目の前に食べ物がある限り食べます。そのため、量は人間でコントロールしてあげなければなりません。

以上のような注意をしながら、それぞれのねこ・わんちゃんに向いた適正量を探していくわけですが、基本的にこれは食欲による適正量であって、実際にその栄養で足りているのか、それとも多いのか、ということは、実際に体がどう変化しているかで見分けていきます。