2015/11/23 00:30

猫は完全肉食動物ですので、たんぱく質(肉魚)を食べなければ生きていくことができません。

そして手作りフードにおけるそのたんぱく質の割合の目安は、6〜8(肉魚):2〜1(野菜):2〜1(穀物)といわれています。

一般的なドライのフードの原材料を見ていると、一番最初に出てくるのは「とうもろこし」などの「穀物」に該当するものです。つまり、手作りフードにおける基準とは異なっていて、あまりねこには必要とされない穀物が多く使われているということになります。その理由はやはり、コストカットであることが想定されます。たんぱく質を主たる原材料としたドライフードにはお金がかかりすぎてしまう、ということなのではないかと思います。

また、成分表示で「たんぱく質:25.0%以上」などの記載を見たことはありませんか?これは、そのフードには少なくとも25%のたんぱく質が含まれている、という意味です。手作りフードが目標とする値よりはずいぶんと低いですよね。

もちろん、ドライフードの中でも完全栄養食と表示されているものについては、ビタミン等添加されていますので、ねこにとって良い面もあります。ただ、私は感覚値的に、どうしてもこのたんぱく質量は少ないのではないか?と感じています。

そこで自分でも実行しているのが、ドライフードと手作りフードのミックスです。昼間は外出することも多いため、何かあったときのために少し多めのドライフードをセットします。その上で、手作りフードを1日1回、たんぱく源として与えています。

元々の目的としては水分補給をメインで始めた手作りフードですが、このようにたんぱく質の補給源として使う豊富もあります。